道路管理システム

ベクタ化された道路台帳平面図、道路区域図等のデータから道路台帳調書を自動的に作成し、道路施設現状台帳、道路基礎数値台帳等、各種帳票出力を行うことができます。

これにより、今まで外部委託にて政策されることが多かった調書、帳票類の作成が効率よく行うことができるようになりコスト削減に効果を発揮します。


PC-MappingとAccessを利用して道路管理を行うと・・・

  • 図面の管理から道路台帳調書の作成、各種帳票出力を一環して行うことが可能になります。
  • 境界立会等の文書、図面等のファイリングデータと地図のリンクにより、各種照会業務に利用することができます。
  • 大量のデータ(図面)を扱うことができます。
  • 現況平面図、地番図、空中写真等、各種図面を任意に組み合わせて任意の縮尺で出力することが可能になります。
  • 道路占用物に対し、道路台帳図とのリンクだけでなく、申請許可、賦課金算定、各種集計等の処理を行うことが可能になります。

[境界立会いの照会]

道路や譲与を受けた法定外公共物について境界立会等で作成された確定協議書、境界画定図の文書をマルチTIFFファイルでファイリングしたものと地図データをリンクすることにより、特定位置における境界立会の有無の検索や内容を照会することが可能になります。

また、地図データはさまざまな図面を重ねて表示することが可能なので窓口における照会等の業務を迅速に行うことが可能です。

[空中写真、査定図に重ね合わせ]

道路管理に必要な図面類は1:500程度の大縮尺の図面が多いため、どうしても図面数が多くなってしまいます。また、管理の上で参考となる地番図や空中写真についても同様です。このシステムではエンジンをPC-Mappingを使うことにより、このような多量のデータも楽に扱うことが可能になります。

[図面データの出力]

各種計画業務や照会等、用途に合わせてさまざまな出力図を作成することができます。例えば、道路台帳平面図だけでは判りづらかった図面が空中写真や地番図と重ね合わせて出力することにより、広範囲に利用することが可能になります。

[占用台帳の照会]

占用者からの申請に基づいて受付、賦課金の算定、許可書の発行、更新・廃止処理等の占用物件管理業務に即した機能を持っています。また、このシステムは道路占用だけではなく法定外公共物等、道路以外の専用物件に対しても条例別に道路同様管理を行うことが可能です。

主な機能

  • 表示機能・・・道路台帳の表示・非表示、道路区域の表示・非表示、境界立会位置の表示・非表示、道路網図の表示・非表示など
  • 検索機能・・・地区・大字による検索、図面番号による検索、路線情報による検索、区間情報による検索、橋梁情報による検索など
  • 出力機能・・・任意の組合せ、縮尺による図面出力、橋梁調書出力、トンネル調書出力、鉄道等との交差調書出力、道路状況調書出力など
  • 占用物件管理機能・・・占用物件許可申請受付処理、変更届処理、継続届処理、占用物件総括表出力、減免一覧表出力など
  • 照会機能・・・地図上の指示位置における路線照会、地図上の指示位置における区間照会、地図上の指示位置における橋梁照会など
  • 作成更新機能・・・道路台帳作成更新処理